2025年10月31日

はたらくおとなと、縁側で話す会 2025 SUMMER イベントレポート　― 株式会社福井製作所編 ―

学生と企業が一緒にシューカツを考えるイベント「はたらくおとなと、縁側で話す会」(通称:縁側で話す会)の第5回が8月に開催されました。「いろんな人のはたらく観が知りたい」、そんな若者の声に応えて今回は、5社が参加。会場では、熱いトークが繰り広げられました。今回は、本イベントの参加企業を紹介します。4社目は、株式会社福井製作所です。

インタビュイー

加藤将啓総務グループ　総務チーム主査

グローバルニッチ企業とは、規模が比較的小さい専門的市場(ニッチ)において、世界的に重要な役割を占めている(グローバル)企業です。ものづくりをしている企業には働く魅力が満載です！　さらに当社社員の「働きやすさ」も追求しています。学生のみなさんが、昨今のインターンシップをどのように受け止め、企業研究はどの程度事前に行なっているのかに興味があります。「就活」を意識せずに、意見交換できることを楽しみにしています。

※肩書・プロフィールは取材当時のもの

エントリーNo.4　株式会社福井製作所

1936年創業の福井製作所は、「安全弁」で世界シェアNo.1メーカーです。安全弁とは圧力を逃がすための工業用特殊バルブのことで、発電所、天然ガス貯蔵施設、化学プラント、LNG運搬船などに不可欠なアイテム。福井製作所は新しいエネルギーインフラにも着目し、安全・安心を支えるグローバルニッチトップ企業です

編集部推しポイント！福井製作所のここに注目してほしい！

福井製作所の安全弁は、地球温暖化問題やカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることで、実質排出量をゼロにしようとする取り組み)に貢献するすごい製品なんです。具体的に、安全弁が、いかに低炭素化社会の実現に貢献できるのか？　ぜひ当日、加藤さんに聞いてみてください！

英語をはじめ外国語が好きな人や、会社経費で行ける海外出張に興味がある人に、ぜひ知ってほしいこと。それは、福井製作所の輸出売上8割、納入実績100カ国以上という実績です。世界市場にメイドインジャパンの製品を届け、日本の技術で世界のインフラを支える。そんな思いを実現できる環境がある会社です。

海洋では「極低温・極低圧」、発電では「高温・高圧」。それぞれまったく対極の性能が要求される中、福井製作所はすべて対応できる技術力をもっている。これって、すごいと思いませんか？　可能にするヒントは「高品質・多品種小ロット・オーダーメイド」なものづくり。これこそが福井製作所の強みにつながっているんです。