インタビュイー
藤岡桃子 海外産機アジア部 販社営業課
2016年入社。武庫川女子大学の英語文化学科出身。高校と大学の頃に海外へ留学した経験から、海外での営業ができる企業に狙いを定めて就活を始め、採用面接の時点でアジア営業への部署配属がほぼ決定したイシダに入社。
※肩書・プロフィールは取材当時のもの
たとえば、誰もが知っている柿の種。「種」と「ピーナッツ」が1つの袋に同じ割合で入っているのは、イシダの「組み合わせ計量機」のおかげだ。1972年に開発され大ヒットしたこの計量機は、今や世界シェア50%、国内シェア75%を誇る主力製品となっている。
世界でこれだけのシェアを保持できているのにはいくつか理由がある。1 つは世界各地にイシダの子会社があるので、定期的なメンテナンスや機械のトラブルがあった際の修理などに即対応ができること。
もう1つは現地と日本の技術者をつなぐ海外営業の存在だ。2016年入社、海外産機アジア部販社営業課の藤岡桃子さんは武庫川女子大学の英語文化学科出身。高校と大 学の頃に海外へ留学した経験から、海外での営業ができる企業に狙いを定め て就活を始め、採用面接の時点でアジア営業への部署配属がほぼ決定したイシダに入社した。
「製品そのものだけを納品して終わりなら代理店でもできるのですが、難しいのは複数の製品をつなげたラインもの。現地と、日本の技術者をつないでうまくカスタマイズさせるのが、私の役目です」と藤岡さんは話す。
例えば、スピード向上を目的とした顧客と交渉して、計量する商品のサンプルを持ち帰り、日本で技術者と共に何回もトライアルする。そうして導いた解決策を機械に施し、現地に機械を運んで実演。見事に顧客の要望を達成し、無事導入を決めてもらえた。
「問題が解決したとき、お客様が本気で喜んでくれるのが嬉しいです。私もお客様に喜んでもらいたいから、いろんなアイデアを出して準備します」。
藤岡さんが大切にしている言葉は「やらないで後悔するよりも、やって後悔するほうが学びがある」。
海外の顧客との会話は英語。「間違っているかもしれない」と尻込みしてじっとしているよりも、まずは飛び込むことで、新たな課題を見つけ、成長できる。英語がそこまで堪能でなくとも「伝えようとする熱意」があればコミュニケーションはとれるので、興味のある方はぜひチャレンジしてほしい。
イシダの職種紹介
【英語力を活かしたい人に向く海外営業】
現地のイシダの子会社や代理店とともに営業活動を行う部署です。
海外営業とは、世界各地に広がる100ヶ国以上のネットワークを活用し、現地と日本の技術者をつないで製品をカスタマイズし、お客様の求める製品をお届けする仕事です。
【藤岡さんの強みは】
「積極的にお客さまとコミュニケーションをとり、お客さまが日本に来られた時のための関係性を築き上げられることです。アジアでは何よりもスピード感が求められます。なので、お客さまとのやり取りは、電話とメールとSNSを駆使しています」。