インタビュイー
志田陽介 物流システム部FA・物流営業課
在は医療品分野を手掛けている。「後発のため、チャレンジの真っ最中」だと語る。自身の強みは「顧客ファーストで取り組みや提案を行う考えを持っていること」。
※肩書・プロフィールは取材当時のもの
京都に本社がある株式会社イシダは、計量、包装、検査、表示の分野で国内随一のシェアを誇る民間初のはかりメーカーだ。BtoB企業のため、日常生活では名前を聞いたことがない人も多いだろう。しかし、スーパーの惣菜や生鮮品、乾物、袋菓子など、イシダの製品で計量された食品を見ない日はないといっても過言ではない。
昨今では食品分野だけでなく、医療分野でもその技術を応用し活躍している。
医療分野への進出当時、前例のない新規事業の要となったのが、顧客にとってのベストソリューションを考えて提案をする国内営業の存在だ。
挑戦を応援する社風
2007年に入社した志田陽介さんは、入社5年目に物流システム部FA・物流営業課という医療業界への営業を担当する部署に所属。当時、食の分野では有名なイシダも、医療分野ではまだまだ知られていなかった。
「新規事業の営業では顧客の求めるものが分からず、苦戦しました。しかし、営業を続けるうちに、病院の悩みは入院患者に配る薬剤の管理にあると気付いたんです」。
その悩みの解決に、スーパーの店舗で導入されていたイシダの「電子棚札」の仕組みを応用できるのでは?と思いつき、提案。イシダでは若手社員であっても、発案者が主導してアイデアを形にできる。この案件では志田さんがリーダーとなり、開発やマーケティングなど他部署の社員とチームを結成。
試行錯誤の末に納品までこぎつけた。
「挑戦を応援する社風があるからこそ実現できた。現場に入った製品を見たときは、本当に嬉しかったです」。
相手の気持ちを汲み取れる人に向いている仕事
営業はお客様のニーズをつかむのが仕事。「頭の良さよりも相手の気持ちを汲み取れることが大切」、と志田さんは言う。
そんな志田さんが大切にしている言葉は「チャレンジ&継続」。
「なにごとも行動しないことには始まりません。そして、すべては継続していくことで強固なものになります。仕事の取引はもちろん、プライベートの人間関係も同じですね」。
イシダでは自分が考えた営業を主体的に展開でき、売上や利益といった数字で自分の成果が見えるので、モチベーションを高めてくれる。顧客の悩みを解決する画期的なアイデアを、イシダという組織全体を活用して実現できる営業に、ぜひチャレンジしてほしい。
人と人をつなぐ架け橋となる国内営業
イシダの中で国内営業は、お客様にイシダの製品やシステムの魅力を伝え、採用に繋げる部署だ。
「イシダのソリューションやシステムを採用していただくことで、『前よりも断然良くなったね』と言っていただけることが最高のご褒美。自分の強みを最大限に生かして、人と人をつなぐ架け橋となる仕事です」。