株式会社イシダ

株式会社イシダ

一歩先のシューカツ、仕事の本質を話そう!

1893年創業、世界トップクラスの計量包装機器メーカー「株式会社イシダ」。「食」「医療」の分野で機器やシステムを手掛けている。今回は学生を代表して理系の青木くんが、総務人事部の吉田さんに仕事の本質について聞いた。

インタビュアー

青木くん

青木くんさん とある理系院生

インタビュイー

吉田和広

吉田和広さん イシダ総務人事部

1962年生まれ、大阪出身。関西大学商学部卒業後、1985年入社。営業職、広報職を経て、総務人事部へ。趣味は絵を描くこと。


機械も人も好きなら営業技術という職もある

青木:私は「課題を解決できる人」になりたいという希望があります。金融や教材販売、コンサルタントなど、形のない情報を売る業界では、価値を決めるのはお客さま。私は、自分でもお客さまにとっても最高の価値と納得するものを提供できる「究極の営業」をしたいと思っています。極論をいえば良いモノやサービスさえあれば、営業をしなくても売れるのではと考えています。

吉田:私は入社から6年、営業をしていました。イシダの営業職の仕事は自社製品の販売だけではありません。イシダの強みは、製品をカスタマイズしたり、他社の機械とつなげて工場や物流倉庫でのラインを構築したりできることです。営業マンの行動を観察してみると、お客さまとの話の中でまだ顕在化していない課題を見つけ、真の要望に到達するまでとことんヒアリングを重ねています。そして設計担当や外部の関係者を巻き込みながら具体化し、形を作っていきます。営業担当者は傾聴を大切にすることで信用を重ねています。

青木:傾聴があるからこそ、イシダさんの強みが発揮できているのですね。私は機械も好き、人と接するのも好きです。技術職か営業職かどちらを目指すべきか迷います。

吉田:当社には、技術を知る人に向いた「営業技術職」があります。工場のレイアウトや設計など仕様や資料をまとめ、顧客企業ご担当者にわかりやすく提案する仕事です。また、技術から営業に異動になるパターンもあります。

青木:吉田さんは営業を経て人事に異動されたのですよね。営業と人事の共通点はありますか?

吉田:私どもの採用活動では、優秀な人材の採用とともに、若者に当社や社会の仕事のあり方を伝える役割もあります。採用という目先の利益にとらわれず、種まきをしているともいえます。「急がば回れ」という意味では、営業職との共通点があるかもしれません。

自分の武器を増やせる教育・研修制度が充実

青木:就活では、キャリア設計も描いておいた方が良いのでしょうか?

吉田:キャリアの8~9割は偶然によって決まっているとの説があります。移り変わりが激しい時代において企業も変化していますし、社内での部署異動もあります。ただ就活ではこれまで培ってきた「過去」と、少し先の未来への「希望」を把握しておくとよいでしょう。好きなことや得意分野はもちろん、苦手だけど上手にできることも含めて。自分の軸を理解していると節目に際し、判断や選択がしやすくなると思います。

青木:そうなんですね。私は入社をゴールと考えていません。もし転職することがあっても、将来的に武器になるものを身につけられるといいなと思います。

吉田:当社では社員教育に力を入れていて、階層別、職能別、専門別などきめ細やかな教育・研修制度を整えています。通信教育のコースは280以上で費用の援助をしており、社員の大半が受講しています。経験の質が大切かと思います。当社で培った経験をもとに、他社で価値のある経験をして、またイシダに戻ってくる人もいます。

青木:懐の深さを感じます。

吉田:企業の役目のひとつは、世の中をより良くすること。自社の利益だけにこだわっていてはいけません。もうひとつの役目は、社員がワクワクしながら仕事ができる場を提供すること。活躍できるフィールドが別の場所にあるのなら、環境を変えたほうが本人のためにも世のためにもなると思います。

若者に期待することは「新しい価値の創造」

青木:入社したら、どんなふうに働き活躍できるかを知りたいです。

吉田:生産地から食品工場、物流から小売などの食品分野をはじめ、医療・医薬分野において、世界100か国以上でイシダの技術が貢献しています。最近では、AI や画像認識、IoT などの最新技術を活用した独自のシステムを顧客に提供しています。社員は基幹技術をベースとし、これまでにない新しい付加価値、生活文化を作り出すことを期待されています。

青木:機能に価値を加えて、さまざまな業界に大きな影響を与えているのですね。将来性を感じます。

吉田:将来といえば、今、京都の本社を建て替え中で、3年後に完成予定です。

青木:技術拠点は滋賀県の栗東市ですか? 琵琶湖の東側ですよね。

吉田:その通りです。開発、生産、品質保証、調達、アフターメンテナンスなどを集約した、マザー工場という位置付けです。栗東までは京都駅から電車で約30分です。

青木:意外と近いんですね。では最後に、イシダさんは今後どんな企業でありたいと考えていますか?

吉田:人が生きる上で欠かせない「食」「医療」に携わるイシダは、どんな状況下でも必要とされるとあらためて感じます。だからこそ、これからも「三方良し」の企業理念のもと、常にお客様第一を念頭に置き、人々に喜ばれ、社会のお役に立つ「世の適社・適者」であり続けることが大切です。そして、新しい意味や価値を提供しつづけることです。世界のお客様の課題を革新的に解決し、安全・安心で豊かな社会の創造に貢献し続けることだと考えています。

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