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シュンビン株式会社

シュンビン株式会社

顧客の「作りたい」「売りたい」をとことん追求する、シュンビン株式会社

企業のブランディングを担うシュンビン株式会社。結果は売上だけでなく、地域貢献にもつながっている。

インタビュイー

豊西孝栄

豊西孝栄 プロデュース部プロデュース課

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


顧客の「やりたい」を引き出し、「売れるビジネス」にするのがシュンビン株式会社だ。悩める企業に提供したコンサルマーケティング×デザインは数千件以上。

ゼロから億単位を売り上げるサクセスストーリーに、菓子・化粧品・介護施設など業種を問わず相談が寄せられている。地域密着企業も多いだけに、支援したビジネスが「地域貢献」や「就労支援」につながるケースも。「丹波篠山黒豆プリン」もそのひとつだ。

きっかけは、「どんな瓶がありますか」という山本季代子さん(和み工房代表)からの電話だった。シュンビン株式会社は酒樽製造や瓶の扱いで110年の歴史があり、瓶も各種販売する。話を聞くと、「プリンを作ろうと思っている農家です」。特産の黒大豆で創業したいとのこと。

「瓶を売るだけでもよかったのですが、困っている様子が気になって」とシュンビン株式会社常務取締役の小林弘幸さん。
そこからタッグを組み、2019年12月に発売。予約殺到でテレビなどマスコミにも紹介され、リピーターほか、田んぼのまん中の店舗にも、「ネットで見ました」と来店客が増加中だ。

「和み工房の山本さんは『引きこもりの若者への就労をつくる』目的で起業された。でもボランティアではなく、経営が成り立つことが大前提。今後の展開にもつながり、お役に立ててうれしいです」。

丹波篠山黒豆プリン。豆乳の「クロちゃん」、カスタードの「マメちゃん」ほか、「きなこ」「ずんだ」も。黒豆の煮豆入り。

シュンビンの「人柄」のよさ、ていねいな仕事に納得!

和み工房の山本さんは、「シュンビンさんはとても頼りになるパートナーです」と語る。

「大阪府の保健師を定年退職し、『引きこもりの若者の就労の場をつくりたい』と思ったのが始まりです。夫の実家の丹波篠山市で、農業と特産物で『年間の給与が支払える』ことを目指し、丹波黒大豆を使ってプリンをつくろうと考えました。でもここから先がわからない。そんなときにホームページを見て問い合わせをさせてもらったのが小林さん。

最初はどんな会社なのか疑心暗鬼でした。ただ国の補助金制度など、事業の立ち上げ方などをていねいに教えてくれ、話も的確だった。実際の進め方も、原価計算など会社として成り立つよう、こちらの意見もちゃんと取り入れてくれ、資材が足りないときは岡山まで取りに走ってくださるなど、誠実な企業やなあと実感しました。

いま、和み工房の業務を手伝ってくれている神戸大学を卒業したばかりの若者がいます。彼は引きこもりというわけではなく、将来、出身地である九州に帰り農業で事業を立ち上げる予定です。地域で仕事をつくり継続する。そんな有意義な仕事をサポートしてくれるシュンビンさん、ほんまに感謝しています。」

シュンビンの強みはデザインです

ウェブや商品、パッケージなどシュンビンが力を入れるのがデザインだ。なかでもパッケージは顧客との大事なコミュニケーションツール。

「包装はお店でいえば接客。開封した時の”あっ、これ好き、ステキ”と思わせるトキメキ感を大事にしています」と話すのは、デザイン課・池原百合さん。

写真は、打ち合わせをする豊西さん(右)と池原さん(左)。
「黒豆プリン」の箱は風呂敷の結び目をイメージ、側面には丹波篠山の情景が。「箱もかわいい‼︎」とウェブでも評判を呼んでいる。

瓶は入り口。ウェブマーケティング感覚が大事

全くの素人でも商売できるのがネット。「でも全然売れないから結局は続かない。消費者のニーズの解読など、トータルなマーケティング感覚が必要だからです」と話すのは、プロデュース課の豊西孝栄さん。

シュンビン株式会社にとって、瓶は入り口だ。瓶も含めた容器デザインや告知を含め「旬の商品」をつくり、ユーザーを獲得する。欠かせないのがネット戦略だ。

「丹波篠山黒豆プリン」もスマホやインスタなどのサムネイル、キャッチーな画像で商品価値をアップ。「ただ売るのではなく、ウェブコミュニケーションを通じてマーケットをつくる。そこがおもしろいんです」。熱い思いをクールにビビッドに。そんなウェブを発信中だ。

経営やマーケティングは人と社会に役立つ大きなスキルだ。事業経営や社会貢献、新しいものを作る楽しさに興味のある人に、おすすめしたい企業だ。

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