商社・流通・小売系 社員が会社を大好きアイデアが光る仕事 株式会社マツヤスーパー
エンタメ・小売・食業界に興味がある人にマツヤスーパーがおもしろい!
インタビュアー
瀬戸うた 京都産業大学外国語学部4年
インタビュイー
石田真之 マツヤスーパー山科三条店 店長
※肩書・プロフィールは取材当時のもの
小売は日常のエンタメ
瀬戸: 就活中ですが、エンタメ、小売、食のどの業界に絞るかで迷っています。
石田: その要素、全部マツヤスーパーにありますよ。生活に必要な「食材」を「小売」するマツヤスーパーは、店舗をお客様にとっての「エンタメ」と考えています。マツヤスーパーは、1日3~4千人のお客様が毎日来店されます。今日はどう喜んでいただけるか。それを考えるのがマツヤスーパーの仕事だからです。
瀬戸: えっ、スーパーマーケットにエンタメの要素があるんですか?
石田: スタッフはエンタメの舞台を支える裏方です。季節の移り変わりや行事ごとに売り場の展開を考え、バイヤーとともに「こんなのが欲しかった」と言われる品を揃え、ホスピタリティの心でお客様をお迎えする。ポップやチラシを作り、「本日の推し!」をアナウンス。昨日とはまた違う舞台を楽しんでもらえるよう、日々工夫しているのです。
瀬戸: エンタメって、どこか遠い遊園地みたいなイメージでしたが、実はスーパーマーケットは身近なエンタメなんですね。
石田: 僕はそう感じていますね。そもそも買い物にはモノを得る喜びや「お出かけ」、またその時にエコを考えたり、コミュニケーションも生まれたりしますよね。そんなエンタメ性があり感動できる店舗なら人は毎日来て下さる。集客数や売上がその日のうちにわかるので、働く側も毎日がワクワクなんです。
瀬戸: 自分の企画力や表現力。そこが評価されるのはうれしいですね。
ライフラインを支える使命も
石田: おもしろさはそれだけではありません。食は大事なライフライン。阪神淡路や東日本大震災、このコロナ禍でも、スーパーマーケットは「人々の暮らし」を支えてきました。私たちの仕事にはそんな社会的使命・意義もあるんです。
瀬戸: コロナ禍で不安なときに、スーパーマーケットの存在は心強かったです。
石田: お客様にもそう言っていただき、スタッフ一同、胸が熱くなりました。生活に直結する仕事なので、安定しているよさがありますね。
瀬戸: 単なる娯楽系エンタメ業界とは違う魅力です。仕事に男女差はありますか?
石田: まったくありません。たとえば水産部門ではあなたのような新卒の若い女性が活躍しています。彼女は魚を捌いてトレーに並べるだけでなく、「切り方を工夫しよう」「この魚はケースで並べよう」「販促ポップがあれば喜ばれる」と次々アイデアを出し、売上やアイデアで何度も表彰を受けています。
瀬戸: スゴイですね。
石田: 実はその女性はその後、「起業したい」と一度退職しました。でも会社にまた戻ってきたのです。
瀬戸: ええっ、出戻れるのですか?
石田: そんな選択もありですよ。「やる気」のある人が活躍できるのがマツヤスーパーです。まだ20代後半の彼女は、復帰後もバリバリ活躍しています。本人の意欲や発想次第でその売り場の売上高がガラリと変わる。このおもしろさ、ぜひ味わってほしいです。
瀬戸: そんな方もいらっしゃる職場なんですね!パートさんなど年上の方と働くのは難しくないですか。
石田: 心配ありません。マツヤスーパーでは50代以上のベテランパートさんも長く働いて下さっています。皆さん、若い人が一生懸命な姿をすごく応援してくれて、たとえば賞も「うちの部門の社員のあの子に取らせたい」と、パートさんたちが一丸となって協力してくれる。それが売り場全体のチーム力になっているんです。
瀬戸: グッときますね。
自分も消費者という強み
瀬戸: 社員にはどんな人が向いていますか?
石田: お菓子など商品に興味があり、ワクワクしながら働きたい人、自分から能動的に動く人に向いています。瀬戸さんは買い物は好きですか?
瀬戸: 大好きです。先ほどもマツヤスーパーさんでお菓子を購入。品揃えが豊富で広いのに買いやすい。驚きました。
石田: ありがとうございます。自分も「買う立場のお客さん」なのはこの仕事の強みです。そうじゃない仕事も多いから。私も休日はいろいろな店に立ち寄ります。商品や流行を知るのがおもしろく、生活と地続きの仕事なんだと、仕事のよさを実感します。ぜひ仕事は「好き」「興味がある」で選んでくださいね。それが楽しく無理なく働けるコツですよ。
取材を終えて
実はスーパーマーケットは、視野に入っていませんでした。でもエンタメ・小売・食の要素があると聞いて、驚きました。
実際、マツヤスーパーさんのバックヤードを見学し、クリーンでIT化された働きやすい環境や、表舞台を支える皆さんのイキイキとした様子に感動。「勝てるビジネス」とはどういうことか、少しわかった気がします。
休みが保証され、仕事もプライベートも充実した働き方ができるのも魅力。自分が興味ある仕事で輝きたいと、強く思いました。