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株式会社サンパック

ここだけのおじおば対談! サウンドロゴで社員の心がひとつに

KBS京都ラジオの人気番組「サウンド版ハンケイ500m」で絶賛放送中のサウンドロゴ『サンパック・フットグルーマー』。商品名と特徴がオリジナルソングで流れることで、認知度向上に役立っている。今回は、そのサウンドロゴの制作について振り返り、株式会社サンパック代表取締役の青山さんと、シンガーソングライターの原田さんが語り合った。

インタビュイー

青山 佑二郎 株式会社サンパック 代表取締役

1970年大阪生まれ。関西大学商学部卒業後、一般企業に就職。その後、父の経営する会社に入り、経営に尽力。2020年、代表取締役社長に。さまざまな家庭用品の開発・販売をしている。

原田 博行 シンガーソングライター

1968年京都生まれ。同志社大学在学中にバンド結成、卒業後に本格的に音楽活動を開始。サウンドロゴ・クリエイター、役者としても活躍。同志社高校でキリスト教学嘱託講師も務める。

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


たった20秒で心をつかまれた!

青山: 原田さんと初めてお会いしたのは4年前、紹介してくださった方も同行した、大阪のお好み焼き屋さんでしたね。原田さんは黙々とお好み焼きをほおばっていて、随分静かな人やなあと。

原田: いやいや、緊張していたんですよ! 円城編集長から青山さんは音楽への造詣が深く、ボブ・ディランのバックバンドを務めたことでも有名な「ザ・バンド」が好きとお聞きしていたので、下手なことは言えないなと思っていました。

青山: もっぱら聞くだけですが、昔から音楽は大好きです。原田さんの曲との出会いは、偶然、車の中で聞いた「サウンド版ハンケイ500m」です。CMのサウンドロゴが印象的で、20秒ほどの曲の中にストーリーがあり、メロディーも冒頭から終わりまできちんと構成されている。「これはすごい!」と、一瞬で心を掴まれました。

原田: うれしいです。青山さんからご連絡をいただいて、すぐ会社に伺いました。

社員の思いがサウンドロゴに

青山: 原田さんによる、サウンドロゴのメイキングの様子を拝見しておりました。社員にとっては、自社商品である「フットグルーマー」の魅力を再発見する、貴重なワークショップになっていましたね。

原田: サウンドロゴは歌詞づくりから始めます。今回は「フットグルーマー」の特徴や、お客さまにどんなふうに使ってほしいかをヒアリングしました。社員さんが積極的に答えてくれる一方で、青山さんはしゃべらず、ひたすら傍観されていましたね。

青山: 僕がつくるのではなく、社員みんなでつくってほしかった。そう思って黒子に徹しました。原田さんが社員一人ひとりに話を聞いてくださり、皆が熱く、楽しそうに語るのを聞いて、すごくうれしかったです。
原田: 「フットグルーマーを日常的に使ってほしい」「かかとも足裏もツルツルになる」「くすぐったいのが癖になる」など、たくさんの言葉をいただきました。

青山: 社員たちは2時間話し合いを続けましたね。みんなで考えた歌詞がどんな曲になるのかと楽しみでした。しかも、思いがあふれてしまい、これではおさまらないな、と。そこで1番で完結せず、2番もつくってほしいというお願いをしたところ、受けてくださいましたね。大変だったのでは?

原田: 同じメロディに異なる歌詞をのせるのは技術が要りますが、ソングライターとしては普段の曲づくりでもやっていること。むしろ、皆さんのあふれる思いや言葉をいかに20秒に収めるか。歌詞を詰め込んでも無理なく聞き取れる構造になっているか。「足裏」という言葉の重ね方など、音楽的にかなり挑戦した部分です。

KBS京都ラジオ「サウンド版ハンケイ500m」は、本誌編集長・円城新子とシンガーソングライター・原田博行のトークと企業や商品を短い曲で紹介するサウンドロゴが大評判。放送は毎週土曜日午後5時から。
サンパック・フットグルーマーはそれまで世の中には無かった足裏磨き専用ブラシだ。やわらかい樹脂でできていて形状もユニーク。

社員が曲を口ずさんでいる!

青山: 実際に出来上がったサウンドロゴには感動しました。ボップでメロディーラインがきれいで、気持ちが明るく上がっていく。聞き終わった後も心地よく、社員の熱量や大切にしている思いが、こんなにうまく歌になるのかと。「さすがはプロのミュージシャン!」と大感激でした。

原田: ありがとうございます。

青山: つくって気づいたサウンドロゴの長所が2つあります。ひとつは、あれもこれも言いたくなる作り手の思いを削ぎ落とし、本当に伝えたいことを、完結にまとめてもらえるということ。サウンドロゴを聞いたら、商品の良さや強みがわかり、それを社内で共有できたことは大きかったです。

原田: 字数を絞り、わかりやすくまとめました。苦労した甲斐があります!

青山: もうひとつは、サウンドロゴを通して、社員の気持ちがひとつにまとまること。あらためて自分たちの仕事、その楽しさに気づき、誇りをもてたと思います。ある日、就業後にサウンドロゴを鼻歌で歌いながら帰る社員とすれ違ったんです。学校の校歌でさえ歌うことなんてないのに、まさか会社の曲が鼻歌になるとは。

原田: そんなふうに親しんでくださっているのですね。うれしいです。

青山: 仕事は「上から言われてやる」のではなく、「こうやってみよう」と、個々の想いを形にしようと取り組むとどんどんおもしろくなると思います。ただその際に同じ方向を向くことも必要で、サウンドロゴ制作がまさにその旗頭を担ってくれた。企業のサウンドロゴは、ラジオやイベントで流すと、商品の認知度アップに効果的です。さらに、メイキングにおいても、社内で大きな意義があることを実感しました。

コラム

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