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株式会社 Fujitaka

株式会社Fujitaka

京都産業大学現代社会学部を株式会社Fujitakaが訪問 「視野を広げた就職活動を!」

モノづくりメーカー&商社である株式会社Fujitaka。6月に京都産業大学現代社会学部准教授・木原麻子先生の現代の仕事や働き方を考える授業を訪問、「働くとは?」について語った。

インタビュアー

菊田 資士 株式会社Fujitaka 取締役/店舗事業本部長

自分の仕事を楽しむこと 仕事は「楽しめるかどうか」が大事です。私は街歩きや店めぐりが好きで、それが全部仕事につながっています。楽しんで研究し、店舗づくり(モノづくり)に取り組むから、クライアントに共感してもらえる。自分の仕事を研究し、好きになって楽しむことが重要です。ぜひ多くの企業を見てください。

安原 梨都

安原 梨都 経営管理部 人事総務課

個性を活かすこと 4年前に営業職で入社。話すのは苦手でしたが、相手の悩みを聞き、何ができるかを考えるFujitakaの営業は好きです。私が書道を学んでいたことを知ったお客さまから、「看板を書いて」と頼まれたことも。自分の個性は仕事に活かせます。ぜひ自分に合う会社を見つけてください。

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


「社会に貢献するモノづくり」で、グループ年商260億円。株式会社Fujitakaはメーカーと商社という2つの強みをもつ企業だ。

冒頭、取締役の菊田さんはメーカーと商社の違いを説明(コラム1)。「モノをつくる メーカー」「モノを売る 商社」、双方を手がけるメリットをこう話す。

「Fujitakaのミッションは、お客さまの悩みや要望という『課題を解決すること』(ソリューション)です。単につくるだけ、売るだけではなく、顧客が本当に求めているものに目を向けて、製品を開発・製造、販売まで手がけます。メーカー兼商社ならではのトータルなサービスを提供でき、その後も、改善点やさらなる要望に応えてフォローします」。

たとえばFujitakaの無人コインランドリーは、個人客だけでなく美容室やカフェなど、タオル類を大量に洗って乾かしたい店舗から注目された。ただ「領収書が出ない」ことが弱点とわかり、関係メーカーに提言し、集中精算機を共同開発。利便性がよくなり、個人のお客さまだけでなく、店舗のお客さまを引き入れることができ、マーケットが広がった。

菊田さんは「Fujitakaは企業を対象としたBtoB企業ですが、常にその先の利用者である、一般ユーザーを考えてビジネスをしています」と話す。

Fujitakaは「メーカー(機器製造)」「商社(製品の仕入・輸入販売)」に加え、「店づくり・内装(設計・施工)」「メンテナンス(保守サービス)」の4つの事業を展開し、人や社会のよりよい暮らしに貢献している。

身近な事例としては、テーマパーク施設の「入退場ゲート」やカフェの「喫煙ブース」、駅などで車椅子ユーザーが利用できる「階段昇降機」、人が集まりたくなる店舗設計・施工など幅広い事業を手がけている。お客さまに対してベストを尽くすため、顧客が求めるものが自社製品でない場合、他社の製品を商社として販売している。「お客さまに喜んでもらうことが第一、それが長いお付き合いにつながるからです」。いま社会に求められているものは何か、いつもアンテナを張りながら、顧客と対話を重ねていく。それがFujitakaの仕事なのだ。

 商社「売る」
メーカー「つくる」

メーカーはモノをつくり、商社はモノを売るのが仕事。Fujitakaは異なる2つの機能を組み合わせ、使い手優先のきめ細やかなモノづくり&フォロー体制を実現、全国にクライアントが広がっている。

学生たちの感想

メーカーと商社、両方の要素をもった会社があることを初めて知った。また暮らしの身近な場所で、社会をよりよく、便利にするために活躍している会社があることを再確認。これから視野を広げて就職活動を行いたい。(3年)


長年成長を続ける背景には、単なる商品提供ではなく、「暮らしに合った価値」を提案する発想と、社員一人ひとりが変化を恐れずにチャレンジできる環境があるからだと知った。変化する社会にこの柔軟性は大事だと実感。(3年)


分煙できる「喫煙ブース」に共感。喫煙者と非喫煙者がストレスなく共存できる取り組みが素晴らしい。総合メーカー&商社として、社会に幅広く役立つものを提供していることも魅力的。(3年)


社会人に求められる力の一つに「人間力」があると強く感じた。美容室の悩みに「領収書を出す」という解決策を示したエピソードに、相手の立場で考える力と行動力の重要性を学んだ。(4年)


社会人として働く際に大事なのは、自分にできることを探し、自分の強みを把握した上で、どう活躍しどう成長できるかを考えること。たくさんの人と話して、自分のやりたいことに気づく大切さも教わった。(4年)


驚いたのが、自社製品のみを売り込むのではなく、他社製品を把握して、お客さまに一番合うものを薦める姿勢だ。お客さまに喜ばれるだけでなく、他社と品質を高め合うことにもなる、とても素敵な考え方だと思った。(2年)


働くのは当たり前、お金のためと考えていた。でも「働くことで個性を活かす」「仕事が好きで楽しむことが大事」という新しい視点を得ることができた。自分の興味のあること、やりがいを感じられる仕事を見つけたい。(2年)

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