製造系 ニッチトップの強みアイデアが光る仕事 京都ダイハツ販売株式会社
学生が聞いてみた! 京都ダイハツが推す『モビリティライフ』ってなんですか?
インタビュアー

宮口結凛 京都芸術大学 4年

早坂虹汰 学生フリーマガジンFASTENER代表
インタビュイー

岡地智之 モビリティライフ推進室 室長

佐藤肇 総務部人事室 室長

村瀬亮太 サービス室 課長代理

清水茜音 営業スタッフ

橋本輝喜 営業スタッフ
※肩書・プロフィールは取材当時のもの
移動にまつわる社会課題の解決を目指すモビリティライフ
葛野大路(かどのおおじ)五条にある京都ダイハツ販売株式会社は、2026年2月で創立60周年を迎える、京都に12拠点をもつダイハツ車の販売会社だ。2022年から新たな事業「モビリティライフ推進事業」をスタート、交通利用を軸に自治体や地域と接点をもち、外出を応援する取り組みが、今、大きく注目されている。室長の岡地智之さんはこう話す。
「モビリティライフとは、移動手段を意味する『モビリティ』に生活『ライフ』を合わせた言葉です。いま、日本の過疎地では、採算が取れずバスの運行が難しくなるなど、さまざまな問題が起きています。こうした社会課題の解決を目指し、AIを駆使したオンデマンド交通やカーシェアリング、電動車椅子などの事業を展開しています(左ぺージ参照)。
たとえば「WHILL(ウィル)」は次世代型電動車椅子シリーズで、運転免許不要。試乗した学生は「動きが軽い」「オシャレで祖父母にも喜ばれそう!」と快適さに驚く。
AIオンデマンド交通「チョイソコ」は予約型の乗り合い送迎サービス。予約をもとにAIがルートを提案し、複数の利用者を効率よく送迎する。言うならば、運行表で周るコミュニティバスとタクシーの「いいとこどり」だ。
「地域のみなさんと最適な移動手段を考え、その結果、多くの方に喜んでいただける。やりがいも大きいです」と笑顔を見せる岡地さん。
モビリティライフ推進事業は必ずしも企業利益には直結していない。でも「社会課題に取り組むことは、営業やサービスなど、他部署にとっても大きな意味があるんです」と岡地さん。続いて各部署に掘り下げてみた。
社会の豊かさに貢献し必要とされる企業を目指して
五条カドノ店の営業スタッフ・橋本輝喜さんと清水茜音さんは、ともに新卒入社3年目。モビリティライフ推進について、「お客さまとのコミュニケーションを大事にする『営業』に欠かせない事業」と口を揃える。橋本さんは「モビリティライフ推進を通じて、車を購入するお客さまとは異なる方々と知り合えます。多様な方と出会い、自分の視野も広がります」。清水さんは「地域とつながり、さまざまな悩みを聞くことで、企業としての新たなニーズに出会います。たとえば免許証を返納された後も、WHILLで生活のお手伝いができる。それがうれしいですね」。
サービス室課長代理の村瀬亮太さんはチーフトレーナーとしてメカニックの育成、故障診断や修理、点検などを司る。忙しい部署だが「命と安全を守る『整備』にも、企業として新しいことへのチャレンジが必要」と言い切る。そのため、仕事の効率を上げながらモビリティの新事業に取り組んでいる。
「今後は車に限らず、電動車椅子や電動キックボードなど『移動手段のことなら京都ダイハツに相談しよう』と頼られる存在になりたいですね」。
総務部人事室室長の佐藤肇さんは、企業説明会では、モビリティライフ推進事業がアピールポイントになっていると話す。「地元密着で働きながら社会にも貢献したい。そんな意欲的な学生たちと出会う機会が増えています」。
岡地さんは話す。「この事業が正解かどうかは、今はわかりません。でも私たちは車の販売やメンテナンスだけでなく、事業を通して社会の豊かさに貫献し、必要とされる企業に成長したいと願っています。その挑戦が、モビリティライフ推進事業なのです」。
ディーラーとして、未来を追求する革新性。京都ダイハツ販売株式会社はモビリティライフを推進中だ。
こんな移動手段
(モビリティ)を推進中!
免許不要・次世代型電動車椅子「WHILL」

次世代型電動車椅子「WHILL」は、歩くには少し遠い、でもタクシーを頼むほどではない距離の移勤の悩みを解消し、外出機会を増やしてくれるモビリティだ。運転免許証の返納後の移動手段はもちろん、年齢や性別を問わないスタイリッシュさも魅力。電車やバスなど公共交通機関への持ち込みも可。
地域の外出を応援・AIオンデマンド交通「チョイソコ」

「チョイソコ」は事前予約制の乗り合い送迎サービス。2024年12月に運行開始した木津川市南加茂台の「ちょこっとながも」は、利用者から「病院に行きやすくなった」「外出が増えた」などの声が寄せられて喜ばれている。交通不便の解消だけでなく、住民の健康維持・増進にも役立っている。
「トヨタシェア ダイハツステーション」

「トヨタシェア ダイハツステーション」は24時間、時間単位で気軽に車を借りられるシステム。入会金・月会費ゼロ、会員登録後にWEBから予約ができ、ガソリン代、保険料込み。さらにダイハツディーラーの整備士が整備しているので安心。日帰りやグループでの外出に重宝されている。


