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株式会社アドナース

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ある日の訪問介護に密着!~アドナース 廣瀬さんの場合~

自宅で介護などのサービスを提供する訪問介護。施設や病院での介護とは、一体なにが違うのだろうか?ある日のお仕事に密着してわかったのは、心の距離の近さと、利用者の生き方を尊重するオーダーメイドのスタイルだった。

インタビュイー

廣瀬吉史

廣瀬吉史 訪問介護士

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


京都市西京区にある福祉訪問介護ステーションの株式会社アドナース。今回はその訪問介護サービスを取材した。

本人の意思を尊重し寄り添う介助

この日の介護者は、アドナースの廣瀬吉史さん。訪問介護スタッフを統括する、訪問介護のベテランだ。この日訪問したのは、京都市内にあるYさん宅。Yさんは生まれつきの脳性麻痺で、移動には車椅子が必要だ。80歳代の母親と2人で一軒家に住む。

午後4時過ぎ、廣瀬さんはYさん宅にバイクで到着。「ただいま!」と声をかける。まるで親戚が遊びに来たような、その親しみやすさは目を引く。

「礼儀正しくチャイムを押してごあいさつがもちろん基本。でも、相手のご家庭に応じて、こういったコミュニケーションもあっていいと思うのです」。

さて、この日は、Yさんを通院先に行くタクシーに乗せるまでが廣瀬さんの役割だ。まず廣瀬さんは食卓に座るYさんと向き合い、30分近く打ち合わせをする。今日の予定、次の介護サービスで何をしたいかをヒアリング。決められた枠内の時間で効率的に希望をかなえられるよう、丁寧に聞き取る。入浴介助、定期検診、予防注射、床屋さんや買い物。そして映画を見に行きたいなど、さまざまな要望を聞き出すことは体調の把握にもつながる。

不明瞭なときは、Yさんの意図を横にいるお母さんが通訳する。広島カープや城好きというYさんの個性をよく理解した上での、活発なおしゃべりは、会話も限られている母子2人の静かな生活では貴重なひとときだ。利用者が訪問介護を待ちわびているというのがよくわかる。

打ち合わせ後は、通院のための着替えだ。廣瀬さんはYさんを車椅子に乗せて別室に移動。部屋着から外出用の服へ、時間をかけて着替えを介助する。

そして、待機しているタクシーに乗る。ゆっくりと玄関まで移動、靴を履いてもらい、車椅子でタクシーへ。乗り込むときは車椅子から降りるので、また廣瀬さんが介助する。タクシーにYさんが無事乗り込んで出発を見送り、廣瀬さんの仕事は完了した。

「訪問介護で来てくれる人はみんな違って、個性があります。その人に合わせて頼むことを変えます」とYさん。重度障害者の自宅暮らしはどうしても変化に乏しい。訪問介護はその日常へ新鮮な風を送り込み、家族にとって心洗われるひとときをもたらすのを実感した。それができるのは、利用者の生き方を尊重するオーダーメイドの介護を大切にしているから。訪問介護の魅力がわかった密着取材だった。

アドナースはなぜ、訪問介護を大事にするのか?

訪問介護は、施設での介護と違って利用者の個性に応じたオーダーメイド。

「施設だと1日で10何人お風呂に入れると決められていたら、それに合わせて流れ作業にならざるを得ない。でも訪問介護なら、1時間入浴したい人なら、その時間お風呂に入れる。選択の自由が広がるのです」と廣瀬さん。

仕事ではあっても相手が喜ぶコミュニケーションをとり、血の通った介護を実践するのがアドナースだ。アドナースが訪問介護を大切にして事業の中心に据えるのは、こうした人間らしい介護を目指しているからだ。

アドナース研修センターが新しくオープンし、未経験者への研修が充実した。廣瀬さんも講師をつとめる。

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