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株式会社マツヤスーパー

株式会社マツヤスーパー

会社訪問して、先入観をなくそう! ~マツヤスーパー編~

学生は、意外と「思い込み」で選択肢を狭めていることが多いもの。百聞は一見に如かず、会社を訪問して先入観をなくしてみませんか?

インタビュアー

吉松亜友美

吉松亜友美 京都先端科学大学経済経営学部3年生

京都府出身。得意科目は英語。2年生から就職活動を始め、さまざまな業界を見ているが、リモートが中心で会社の様子がわからず、自分がどんな仕事に向くのか悩み中。

インタビュイー

石田真之

石田真之 マツヤスーパー山科三条店店長

京都府出身。大学時代、マツヤスーパーでのアルバイトを経て、卒業後に入社。新店舗の立ち上げや人事などを歴任。「人に喜ばれ、その感動が返ってくる。働く意味も意義も実感できるのがスーパーマーケットの仕事です。いろいろな職場を見て自分の肌に合う会社を選んでくださいね」。

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


地元密着で、人の生活に寄り添う仕事。売上高は全国トップクラス。
1961年創業。京都・滋賀で8店舗を運営。1店舗当たり年間平均売上高27億円と全国トップクラスの業績をあげる実力派スーパーマーケット。業績のよさを社員に還元、実働8時間、有休消化率93.0%など福利厚生が充実し社員のポテンシャルも高い。正社員平均年齢は36歳。

仕事は「興味」で選ぶといい

吉松: シューカツもいよいよ本番。どんな仕事を選べばいいか悩みます。

石田: 迷ったら、興味のある分野を選ぶといいですよ。興味があれば商品の意味がわかるし、自主的に学びを深められるからです。実は私は内定を辞退した経験があります。内定が出て喜んだのもつかの間、その会社が扱う商品はコンピューター機器。ちっとも商品に興味がもてず、「この会社では長く働けない」と感じ、学生時代にしたアルバイトのなかで一番楽しかったマツヤスーパーを受け直しました。

吉松: 何がよかったのですか。

石田: 目の前のお客様に喜んでもらえること、それをスタッフ皆で分かち合える楽しさです。私は機器より、人間に興味がある。マツヤスーパーが扱うのは日常の食品なので、自分がお客さんでもある。うちの社員は「お菓子大好き」「バイヤーをしてみたい」など、興味で入社した人が多いんです。

吉松: 好き、で選んでいいのですね。マツヤスーパーさんは地域で一番人気のお店ですが、その秘密は何ですか?

石田: お客様が「毎日行きたくなる」店作りをしています。まずは商品力。毎日の暮らしに必要な食材を豊富に揃え、「買いやすさ」を追究しています。たとえばレタス。2人家族でも丸ごと1個は多い。2分の1、4分の1サイズならムダになりません。商品化に時間はかかりますが、そうした積み重ねがお客様に支持されるのです。

吉松: なるほど。

石田: ひき肉も自慢です。一般のスーパーマーケットは工場で作るひき肉を並べるので夕方に品切れになる店も多い。しかしマツヤスーパーは店内でその都度商品化するため、抜群の鮮度を維持できます。

吉松: コーナー全体に2割引の表示が出ている棚があります。魅力ですね。

石田: 定期的にコーナーごとの商品を割引きしています。たとえばある曜日は全メーカーのパスタとソースが全品2割引き。特売で特定メーカー品を安くするスーパーマーケットも多いのですが、「いつものパスタとソースを安く買いたい」がお客様心理。そこで調味料、缶詰、チーズやヨーグルト、肉や卵などを曜日ごとに安くしています。

吉松: 業務用や郊外型の激安大量販売の店とは考え方が違うのですね。

石田: 異なります。買う側にとって、種類や購入量の選択肢が少ないのは実はストレスなんです。いつ行っても商品があり、広々とした清潔な店内で買える。そんなホスピタリティを、マツヤスーパーは大切にしているのです。

スーパーマーケットは品出しだけではない

吉松: 進路指導の先生から「流通業界の仕事は品出し」と言われました。

石田: それはショックですね。もし我々が「品出し」だけをしていたら、店は潰れます(笑)。品出しはもちろん大事。でもそこには必ず「何を」「どれぐらい」「どのタイミングで」「どうアピールするか」の深い戦略がある。世の中の動きから流行を見出すプロデューサー感覚や、イベントや料理提案など商品を魅力的に伝える演出センスも必要なのです。

吉松: 言われてみればその通りですね。

石田: 今や定番のアボカドも20年前は一般的ではなく、お客様の声をヒントにいち早く扱いを始め、売り場で食べ方を紹介しました。次に何のブームが来るのかアンテナを張り、未来の食を創り出す。おもしろいですよ。

吉松: 時代を先取りするのですね。

石田: 社員にしかできない仕事がマネジメントです。人やモノ、金の動きを管理し、組織全体の目標やミッション達成を目指すのがマネジメント。マツヤスーパーは1店舗当たり年間平均売上高が27億円。対して、日本のスーパーマーケットの1店舗当たりの年間平均売上高は15億円。お客様に支持された結果の表れで、店舗ごとの競争に強いのです。店長は日々大きな数字を動かしています。

吉松: 気づかなかった視点です。

石田: 早い人で3年目にチーフとなり、その後、店長を目指す人も多いです。トップに立てば企画立案や人の采配、折衝など、世界が広がります。私は毎日「楽しいな」と働いて、気づいたら35年。興味で選んで正解でした。

吉松: 自分の先入観に気づきました。社員にはどんな人が向きますか。

石田: 自分から能動的に動ける人、チームで協力し合い、互いの役割を尊重できる人が向いています。実際にそんな社員が多いので、皆が気持ちよく働ける社風なのです。次回はぜひ、仕事を見学してください。

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