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サンシード株式会社

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新社名決定! サンプラスチックスからサンシードへ。名付け親は新入社員! 込められた思いと戦略に迫る

プラスチック製品の開発・製造を手がけるサンプラスチックス(株)が、2022年2月、社名を変更した。社内公募で決まった新しい名前は「サンシード」。名付けたのは、なんと入社1年目の社員だという。新社名に込められた思いと新戦略について聞いた。

インタビュイー

桃井秀幸

桃井秀幸 サンシード代表取締役社長

1958年大阪生まれ。大阪工業大学工学部卒業。32歳で同社に転職、40歳で義父を継ぎ2代目社長就任。積極的な経営で、町工場から研究開発型企業へと転換。

天野楓也

天野楓也 営業部営業開発課

1997年大阪府高槻市生まれ。立命館大学経営学部卒業。学生時代は積極的にアルバイトで売り上げを伸ばす、天性の営業マン。2021年4月入社。

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


時代の変化を捉える

食品容器などプラスチック製品の製造業界でシェアトップクラスを走るサンプラスチックスは、今年2月、社名を「サンシード」に改めた。1957年の創業以来、65年間掲げてきた社名を、なぜ今、変えたのか。

「入社説明会などで、どうしてプラスチックなのかと聞かれる機会が増えています」と話すのは、桃井秀幸社長。

「プラスチックの語源はギリシャ語で、『自由に形を変えられる』という意味ですが、ここ数年、この言葉のもつイメージが急速に変化し、事業に大きな影響を与えています」。

創業時の1950年代、プラスチックは、軽くて丈夫かつ加工しやすい優れた素材として、日本でも多様な工業製品に使用されるようになった。

他方で自然にかえらない廃棄物として環境問題が浮上。容器包装リサイクル法などが整備され、さまざまな技術的努力も続くが、近年は海洋プラスチック問題や地球温暖化など世界規模で脱プラスチックの意識が高まっている。

同社では長年、衛生面にこだわった安全で高品質、そして環境に配慮したオンリーワンの製品を作り続け、多くの企業から高い信頼を得てきた。しかし、政府と連携して海外進出のプロジェクトを進めるにあたり、「技術が評価されても、社名が弊害になる可能性がある」と指摘されたことが、社名変更の決定打となった。

サンシードに込めた思い

新しい社名は、社内公募によって決めることになった。そして、経営企画部に寄せられた約50の案から採用されたのが「サンシード」だ。

「『サン』は現状のまま。ceed(シード)には "前進" という意味があります。派生した英単語にsucceed(成功)やproceed(始める)などがあり、他で使われていないかネットで確認しました」と話すのは、名付け親である天野楓也さん。なんと入社1年目の新人だ。

「まだ会社や業界のことをしっかり把握できていない中、長年、続いてきた社名が自分のような新人の案で変わるのかと驚きました」。

天野さんは、学生時代、大学でマーケティングを専攻し、プライベートでは酒店でアルバイトをしていた。売り方次第で商品がどんどん売れていくおもしろさに魅了され、就職活動は食品や飲料業界を中心に探した。そんな中、辿り着いたのが同社だった。

「入社前、1年目から大きなプロジェクトを任されると聞いて半信半疑でしたが、入社後すぐ、本当に大きな仕事を任されました。大手企業のパッケージの改善提案や新規開拓営業などを一から担い、有言実行の会社だと実感しました」。

年齢に関係なく、革新的なアイデアを取り入れる柔軟で自由な社風は、同社ならでは。社名変更という組織にとっての一大事を、社員に委ねたのも、同社らしい判断だ。また、社内公募にすることで、ブランディングを、社員が自分事にしてほしいというねらいもあった。

「小さなチャレンジこそが次のチャレンジを生み、ひいては会社の成長や社会の変革につながる」、社名は変わってもこの指針は変わらない。
天野さんのような若手が挑戦し続けられる環境こそが、未来への布石なのだ。

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