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株式会社アドナース

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ワタシと社会をめぐるモヤモヤ自覚ブレスト~第1回「ワタモヤ」はじまりました!~

訪問介護・看護が専門の株式会社アドナースが、社会問題をテーマにしたイベントをしたいと、学生と本誌編集部に持ちかけ、始まった“ ワタモヤ” プロジェクト。「言葉にならないモヤモヤに、社会問題やビジネスの種が隠れているのかも」との発見を足がかりに、今回も学生たちが集まった!

インタビュイー

廣瀬 吉史

廣瀬 吉史 アドナース取締役 新大学1年生

安嶋 泉

安嶋 泉 同志社大学 社会学部3年生

吉田 紅音

吉田 紅音 京都産業大学 現代社会学部4年生

西田 早希

西田 早希 京都大学 教育学部4年生

小須田 有亮

小須田 有亮 京都橘大学 文学部3年生

若松 咲希

若松 咲希 京都産業大学 現代社会学部4年生

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


訪問介護・看護が専門の株式会社アドナースが、社会問題をテーマにしたイベントをしたいと、学生と本誌編集部に持ちかけ、始まった“ ワタモヤ” プロジェクト。「言葉にならないモヤモヤに、社会問題やビジネスの種が隠れているのかも」との発見を足がかりに、今回も学生たちが集まった!

モヤモヤを持ち寄って気軽に話そう

前回の意見交流会で、イベントはコンテスト形式ではなく、日頃感じているモヤモヤした社会問題を出し合うことにこそ価値があるとの結論に。新たなメンバーも加わり開催された第1回は、アドナース研修センターにて、最近の気になるモヤモヤを出し合った。

京都産業大学現代社会学部の若松さんの疑問は、問題を起こした人の個人情報をすぐに晒(さら)すネットの風潮。裁くのは司法のはずなのに、それってどうなの?

京都大学の西田さんが「紙ストローは環境にいいというけど、もう少し紙の特性を活かした実用的な魅力がほしい」と話すと「わかる!」と共感の声。

京都橋大学で歴史遺産学を学ぶ小須田さんが文化財保護の予算調達の困難さについて説明すると「全然知らなかった」と感心が広がった。

時に話題は生老病死に波及し、アドナース取締役の廣瀬さんが長年の介護職経験から知見を話す場面も。

ちなみに春から大学1年生として心理学を学ぶ廣瀬さんの悩みは「41歳の自分が大学で友達をつくるには?」だ。「大学生になると、ゼミやサークルの人間関係が増えて友達づくりが意外と難しい!」とあるあるネタで盛り上がり、その後も軽重問わず多くのトピックが上がった。

ワタモヤを話しやすい場にするには?

続いて議題は「ワタモヤをさらに話しやすい場にする方法」へ。会員制バーのような閉じた雰囲気ではなく、毎回メンバーが入れ替わっても継続していけるような場が理想だ。

「あまりお互いを知らないからこそ話せる話題もありますね」と同志社大学の安嶋さん。

小須田さんは「他大学の人とゼロから付き合えるのは大きいです」と話す。

大学4年生で同学科に所属する若松さんと吉田さんからは、「ファシリテーターが振ってくれるから話しやすい」「就活中で悩みがちなので、会社員として働く大人と話すと新鮮」と、嬉しい感想が出た。

一方でまだ立ち上げ段階のため、安嶋さんからは「ワタモヤで何をするのか説明できなくて、友達をどう誘えばいいか迷う」、演劇サークルで活動していた西田さんからは「人を巻き込んでいく上で、合わないと感じる人が来た時に排他的な集団になってしまわないか注意が必要」など鋭い意見も。今後の課題も浮かび上がった。

大学の垣根を越えた新しいコミュニティに

楽しく話すうち、あっという間に約2時間が経過。結論を急がず安心して考えを話し合い、社会問題を知って、大学外の人から刺激と出会いをもらえる場所……企業と学生、双方のためになる場の姿が少しずつ見えてきた。

次回のワタモヤブレストでは、モヤモヤを深掘りできるちょっとした仕掛けを試す予定。誰かに話してみたいモヤモヤがあれば気軽に応募を!

【次回ミーティング参加学生募集中!】

日時: 2023年6月27日(火) 16:00~18:00
場所: ご連絡します!オンライン参加も大歓迎!
応募: 参加希望の方はお問い合わせページよりお気軽にご応募ください。

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