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株式会社Fujitaka

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パッションとイノベーションの融合~vol.05~Fujitakaの未来を示す3つのキーワード「省力化」「ロボット化」「次世代化」をひもとく

多角化経営でさまざまな事業を展開するFujitakaは、社会のニーズを受けて「省力化・ロボット化・次世代化」を推進中だ。目指す地点はどこにあるのか。未来を担う入社2年目の若手社員が、髙井社長に聞いた。

インタビュアー

木全友香

木全友香 事業統括本部第一営業部

病院や福祉施設で採用される「適温配膳車」の営業販促を担当。

三輪達也

三輪達也 関西グループ 大阪支店第1営業課

飲食店などの「券売機」や「適温配膳車」の営業を担当。

神於ゆかり

神於ゆかり 事業統括本部第二営業部/ランドリー営業課

「コインランドリー」事業の営業販促や店舗の販促ポップを担当。

インタビュイー

髙井茂行

髙井茂行 株式会社Fujitaka 代表取締役

1973年、京都生まれ。大正時代に祖父が木工製品の製造会社を創業。現在Fujitakaはメーカー、商社、店づくり、メンテナンス事業を展開している。

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


木全: 温かい食事と冷たい食事を同時に配膳できる「適温配膳車」。私は管理栄養士なので、こうした思いやりのある商品をすごく誇りに思います。今後さらに世の中が便利になっていきますね。

髙井: ロボット化を進めます。「適温配膳車」は人が動かしていましたが、自動走行機能をつけることで、その手間が不要になりました。また、いずれ病院や施設で「省力化」「次世代化」を体現する「配膳ロボット」を活躍させたいですね。

配膳ロボット
配膳ロボット

木全: 非接触は、病院や福祉施設では最優先課題ですからね。

髙井: ロボット化というと「冷たい」イメージがありますが、そんなことはありません。院内感染の危険を減らし、ホスピタリティ度をあげることがロボット化。目指すのは、「働く人も利用者も笑顔に」することです。

三輪: 私もロボット化の可能性に魅力を感じています。また省力化の代表である「券売機」は、アミューズメント施設や飲食店の方から、「精算や人の流れがスムーズになった」と言われます。

髙井: うれしいですね。省力化は単に「人を省く」ためでなく、ルーティンを機械に任せ、「人の仕事をラクにする」事が目的です。話題の「検温機能付きゲートシステム」も、施設に入る際の体温計測やマスク着用のチェックを自動で行い、感染リスクの抑制と省力化を両立。実は、これは社員の提案から生まれた商品なのです。皆さんもどんどんアイデアを出してくださいね。

三輪: 人のための省力化、お客様に喜ばれる提案ですね。がんばります!

神於: 「コインランドリー」で利用者の声を店舗にいかす仕事が楽しいです。今後の方向性を聞かせてください。

髙井: 目指す方向は次世代化です。次世代化とは、最新技術を社会や生活に採り入れて課題を解決すること。共働きが増えて家事のコンパクト化が進むなか、Fujitakaは「少し先の利便性」を考えます。最新の「敷布団丸洗い」ランドリー出店をはじめ、「シワにならない洗剤」も企画中。スーパー併設による時間活用や支払いの電子化・顔認証など、利用者の暮らしにイノベーションを起こしていきます。

神於: SDGsも推進中ですよね。

髙井: 気候変動対策を含むSDGsは今後の鍵を握ります。すでにCO2削減のための省エネ照明や太陽光発電システムほか、ドローン開発や操作を学ぶ学校を運営。SDGsとの関係でいえばドローンは太陽光や風力発電の点検やメンテナンスに活用され、発電所の増加で活躍の場も増えています。

木全: 人に替わる大事な仕事ですね。

三輪: 多彩な商品・事業を展開しているので、券売機オーナーと太陽光発電の話になることも。この広がり方がおもしろいです。

高井: Fujitakaはお客様の「こんなことができないか」の声に応じて事業を拡大してきた企業です。はじめはタバコ店のショーウィンドウ作りからスタート。その後「省力化」の流れから自販機そのものを製造。その実績を買われ、現在は商業施設の「ロボット化(機械化)」に挑戦しています。すべて「時代の要請に応じた」結果の選択と多角化であり、根幹でつながっているのです。今後も「次世代化」を見据えてお客様の課題をともに考え、「トータルソリューション」ができる企業を目指します。

Fujitakaは採用向け「会社案内」を配信中。髙井社長ほか木全さん、三輪さん、神於さんも登場。リアルな現場をのぞいてみよう!

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