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株式会社Fujitaka

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Fujitaka×大阪工業技術専門学校 「繁盛店を創り出す」店づくりのプロに学ぶ

「人がどんどん集まるお店とは?」を考える出張授業が大阪工業技術専門学校で開催され、店づくりのプロに建築家の卵たちが学んだ。講師は商業施設のデザイン・企画設計から施工、メンテナンスまで商空間をプロデュースするFujitaka。前半は講義、後半は店舗のアイデアを考える演習と、「即戦力」を意識した課題に、学生たちは目を輝かせながらチャレンジした。

Fujitakaで卒業生が活躍!

大阪工業技術専門学校は1895年の創立以来、「第一線の現場で活躍する技術者」を育成する学校だ。今回は建築設計科の学生18人が参加した。

Fujitakaからは取締役の菊田資士さん、店舗事業本部・店舗統括部課長の正岡力さん、店舗統括部・関西オフィス主任の髙岡尚浩さん、設計部の森和深さんの4人が出席。髙岡さんと森さんは同校の卒業生で、建築家の木村貞基先生が「2人ともとても熱心な学生でした」と紹介すると、クラスは一気になごやかな雰囲気に。

出張授業は、菊田さんによるFujitakaの紹介から始まった。「商業・公共施設の近代化」「ロボット化」「無人化」をいち早く進め、飲食店の券売機をはじめ、無人コインランドリー店舗といった繁盛店を支えるビジネスを多岐にわたって展開していることを説明。次いで正岡さんがFujitakaのアーケード建築を紹介した。

そのアーケードや店舗の現場管理に携わる髙岡さんは、大阪出身。都市開発に興味をもち、卒業制作は商店街を題材にした。Fujitakaには新卒で入社。「自分なりに考えて卒業制作のPDP(Personal Design Program)に取り組んだことが、いまの仕事につながっています。街づくりに関われるのが楽しいです」。

2022年入社の森さんは京町家で育った。学生のとき課外活動で参加した古民家の再生活動で、多くの人と協働したことが仕事選びの軸となった。今は無人コインランドリー店舗の図面作成に携わり、実際に店舗に出向き、お客様がどのように利用されているかを肌で学んでいる。「学生時代に社会と関わることは、すごくいい経験になりますよ」。

優秀賞に輝くアイデアは「コミュニティづくり」を意識

後半の演習のお題は「無人コインランドリーに併設するなら、どんな店舗か?」。Fujitakaは現在、全国2500店舗以上のランドリー事業を手がけ、布団丸洗いなどの利便性で注目を集めている。今回は大阪府枚方市内のスーパーの駐車場にあるランドリー店舗の実例を使って演習をした。

演習では、周囲の地図や人口構成などの資料を配布、読み解いて客層を想像する。ターゲットは「40代の子育て主婦層」、また、よく出る案の「カフェ・クリーニング店」を除外して自由な発想で臨むことを条件とした。

その後の30分間、学生たちは真剣な表情で資料を読み込み、友人たちと考えを出し合いながら発表へ。その内容は実に多彩。子どもと一緒に過ごす時間に注目した「散髪屋」「キッズスペース」、英語やITの「学び教室」「親子フィットネス」「動画が鑑賞できる屋内シアター」というアイデアや、母親のリラックスに注目した美容、エステ関連や「睡眠するための空間」「ドッグサロン」「ゴルフ」「書店」「野菜直売」「食材無人販売機」など、さまざまな角度から提案がなされた。

審査発表でFujitakaの菊田さんはこう話した。「みなさんの発想の鋭さに舌を巻きました。ランドリーとの連動性を考え、配置イメージ図まで描けている。既に実用化されている案もあり、みなさんが優秀な学生の集まりであると実感し、うれしく思います」。髙岡さんも「30分でこれだけのことを提案してくれて、感動です」。

Fujitaka賞は4つ。佳作2点が「食材の自販機」と「学べる教室」。実は既に冷食自販機設置が進んでいる店舗があり、学べる教室案も進行中。その実現性の高さが評価された。

優秀賞は「親子フィットネス」と「屋内シアター」。森さんからは「親子で集まる、シアターを一緒に見るなどコミュニティーづくりまで考えた点がすばらしいと感じました」。

「繁盛店を創出するために必要なのは、使う人の立場になり、喜びを共にできる想像力と共感力です」と菊田さん。学生たちにとって有意義な、学びの時間となった。

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