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TOWAの社員が舞鶴工業高等専門学校の2つの研究室を訪問 「学ぶ」と「働く」の接点を探ってみた!

「今、勉強していることは将来の仕事にどうつながるのだろう?」。シューカツにおいて、研究内容を活かせる仕事を重視する理系学生は多い。今回は、半導体を製造する装置・金型を作るメーカーTOWA」で技術職として働く社員が、母校・舞鶴工業高等専門学校の2つの研究室を訪問。学校での「学び」と、実際の「仕事」がどうつながっているかを学生たちと話した。

インタビュアー

今西 亮太

今西 亮太 TOWA プロダクトエンジニアリング部

舞鶴工業高等専門学校 機械工学科卒。海外売り上げ比率80%以上、半導体をつくるための製造装置メーカー・TOWAに入社し、この春で2年目を迎えた。世界シェアNo.1、半導体チップを保護するために樹脂を硬化させる「モールディング装置」の設計に携わっている。

※肩書・プロフィールは取材当時のもの


訪問した研究室① 機械工学科 谷川博哉(たにがわひろちか)研究室

谷川博哉研究室のみなさんと今西さん。

最初にTOWAの今西さんが訪問したのは機械工学科の谷川研究室。気体や液体の流れと動力の関係を体系的に研究している。

例えば飛行機や新幹線は気体、船や潜水艦は気体や液体に囲まれており、その流れを利用しながら動いている。また風力発電では、気候により力が異なる風を用いながらも安定した電力供給が求められる。そのほか高度化した機械でも、効率良く動作をおこなうには「流れ」の性質を知ることが大切だという。

「本校の強みは、15歳から機械を相手にし、高度な技術に触れられることです。自分で手を動かして実験できる環境が整っています。

学生が作ったオートバイ風シニアカー。体を傾けると曲がる仕様だ。

ところで、TOWAで働く中で、流体解析の研究で得た知識は、機械設計にも応用していますか?」と谷川先生が聞くと、今西さんはこう答えます。

「半導体を保護する樹脂を金型内に上手く流し込む為に流動解析を行っています。この工程で、研究室で行われている解析技術が応用され使われています。TOWAには国内や欧米、台湾、中国などに、最先端の技術を研究する複数のラボ拠点があり、最先端の半導体樹脂封止の手法にお客様と一緒に取り組んでいます。最先端の技術を用いて仕事ができるのが楽しいです」。

また、今西さんは仕事を進める上で、「創造設計」の授業での経験が活きているという。授業では機械の設計・加工・組み立てという工程をみんなで一緒に、または分担して行った。

「TOWAのプロジェクトは社内のメカ・電気・ソフトエンジニアなどの技術者とチームで進めます。設計意図を伝えたり、メンバーの話をしっかり聞いたりできているのは、創造設計のグループワークのおかげ。プロジェクトを円滑に進めることができています」。

訪問した研究室② 機械工学科 室巻孝郎(むろまきたかお)研究室

室巻孝郎研究室のみなさんと今西さん。

続いて今西さんは機械工学科の室巻研究室を訪れた。機械工学や電子工学の知識を融合させ複雑な動きを実現するメカトロニクス装置の考案から設計開発、製作まで、機械製作のすべてを体系的に学ぶことを目指す。機械が動く仕組みを理論的に学びながら、最新のコンピュータ技術に触れ、新しいアイデアを出し、開発に取り組むため、総合的な応用力が身に付く。

製品を自動で箱詰めする装置。企業から相談を受け、数年がかりで実験を進めている。

「本校の構内に工場があるので、自分で加工までできる。高専ならではの実践的な学習ができます。今西さんは社会人になり、想像とのギャップはありましたか?」と聞く室巻先生。「入社1年目は教えてもらうことが多く、ひたすら吸収する日々でした。2年目の現在は、自分から学ぶ姿勢がないと新たなものは得られません」と、今西さん。

設計の仕事では、授業で学んだ切削加工の経験が活かされている、と話を続ける。「仕事では加工の手順やコストを想像しながら設計図面を書けるのは、大きな強みとなる。加工の経験は、じつは貴重で、社会に出てからも、設計者は加工を学ぶ教育を受けています」。

学生からの「仕事で楽しいことは?」という質問には「自分が設計した機械が製品に組み込まれ、役立っていること。おいしい社員食堂があることも!(笑)」。「しんどいことは?」という問いには「失敗すると落ちこみます。でも先輩にもカバーしてもらえますし、入社後1年間は先輩社員に相談できるメンター制度があります。そういった意味では、しんどいと感じるより安心して働ける環境があります」。TOWAの今西さんは舞鶴高専の卒業生。学生たちにとって「社会に出て働くイメージ」を確認する貴重な機会となった。

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